【図解あり】波のサイズでサーフィンの試合運びはどう変わる?試合に勝つための波サイズ別攻略法
- 健二 吉満
- 5月23日
- 読了時間: 3分
サーフィンの大会では、波のサイズによって戦い方がまったく変わってきます。 むしろ「波のサイズが変われば、別の競技に変わる」と言っても過言ではありません。
今回は、2025年シーズン第1戦を振り返りながら、波の大きさごとに何が試合の勝敗を分けるポイントになるのかを、図を使って整理してみました。
サーフィンの試合運びは波のサイズでこんなに変わる【図解】
下の図をご覧ください。

試合の基本フローは「波を選ぶ→波に乗る→沖に戻る→繰り返す」です。
でも、どの工程に重きを置くべきかは波のサイズによって異なります。
■小さい波のとき:「波選び」が勝敗を左右する
小波の試合では、たくさん波が来るものの、パワー不足。
他選手と差をつけるには、より大きくて形の良い波を選ぶ目が求められます。
■中くらいの波のとき:「ライディングの完成度」が問われる
中波では、波の質が安定し、技をかけやすい。
より華麗に波に乗ることでジャッジの評価を勝ち取れます。
■大きい波のとき:「沖に戻る速さ」がカギ
私自身が今回苦戦したのがこのパターンです。
大波では1本乗った後にどれだけ早く沖に戻れるかが最大の勝負どころ。
戻りが遅いと「波を選ぶ」チャンスが激減してしまいます。
【実体験】沖に戻れず、2本しか乗れなかった
2025年の第1戦、私は12分間のヒートで波に乗れたのは2本だけ。
その理由は、「まっすぐ沖に戻ったこと」です。
実はこの日、岸沿いを横移動すれば離岸流(リップカレント)を使ってスムーズに戻れたはず。
それに気づかず、強いセットを正面から食らって時間を無駄にしました。
波のサイズごとに「試合の勝ち方」は違う
小波なら波選び
中波ならライディングの完成度
大波ならパドルバックのルートとスピード
波のサイズによって「何に力を入れるか」が変わります。
これを知っているだけで、1ヒートで乗れる波の本数も、ジャッジの印象も大きく変わります。
オンラインサーフィン教室ランドナーで「試合力」もアップ
私が運営しているオンラインサーフィン教室ランドナーでは、こうした試合での反省やノウハウもコミュニティでシェアしています。
試合での時間配分
パドルバックの戦略
波選びの視点
自主トレの方法 など
一人では気づけないことも、仲間と一緒なら見えてきます。
まとめ:波と向き合い、次こそベストヒートを
波のサイズを見極め、戦い方を柔軟に変える。
それが試合に勝つためのカギです。
私自身まだまだ試行錯誤中ですが、次の試合では必ずやり切ってみせます。
あなたも、波を味方につけて、次の1本を最高のライディングに。



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